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# 韓国の赤玉
第1戦は、朝4時半に起きたにも関わらず、1回表のみ見て家を出る。羽田空港で3点目に間に合い、夢中で見ていたらとっくに搭乗が始まっていた。危ない危ない。
第2戦は、試合開始とともに空へ飛び立った。目的地の空港からレンタカーを借りたのだが、レンタカー屋の兄さんに「WBC見てます?」と尋ね、詳細を聞き出す。借りた車に乗るやいなや、ラジオを必死でチューニングするも、僻地だからかどの局もノイズだらけで人の声すらしなかった。携帯を駆使して結果を見た頃には敗色が濃く、仕事を終えたのはおそらくマウンドに太極旗が突き刺さっていた時分だったのかもしれない。

少し前のこと。職場の役員と呑んだ際、「あたし、ハイセイコーが中央競馬デビューの日に生まれたから“セイコ”って付けられそうになったんですよ」という話をした。「3月生まれだから“弥生”って付けようかと思った」と親は言っていたが、このデビューのレースは弥生賞。おそらく弥生っていう名前も競馬繋がりで思いついたに違いない。ちなみに弟には“駿”と名付ける案もあったらしい。優駿、駿馬の駿だ。話がそれまくっているが、そのハイセイコーの話をした時、「今、読んでいる浅田次郎の本に、ちょうどハイセイコーの話があったから貸すよ」と、文庫本をお借りしたのだった。浅田次郎、未踏の地だったが、旅のお供としては適度に上質で、人気の理由がわかった。

この本、短編集でシリーズものらしいのだが、ハイセイコーの話のほかに、星条旗の話があった。よく「最後に赤玉が出る」という都市伝説を聞くが、米軍兵士の間では「最後に星条旗が飛び出してくる」と言われているのだとか。下ネタが多いのに、年老いたかつての米軍の小英雄たちの誇りと少年心、老いとユーモアと、いろいろな要素がしっかり描かれたチャーミングな話だった。この設定がフィクションなのかノンフィクションなのか知らないが、老いた男がベッドの中で、最後の証である出て来たばかりの小さな星条旗を振っている姿というのは微笑ましい。

ちょうどその本を読んでいたから、韓国チームの突き刺した太極旗も、そんなものに感じられた。韓国チームは前回のWBCでも同じことをし、結局は日本が優勝したから、今回のこれもよい兆しだとも言われている。でも、それだけではなく、あたしにはこれは韓国チームが絞り出した最後の赤玉のようなものに思えるのだ。明日の勝利、しっかりといただくことにしよう。
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# 日本シリーズ最終戦で増量
日本シリーズの最終戦は見ておかねば、と東京ドームに勇み足で向かったのは昨晩のこと。ドーム外では見知らぬおじさんが「巨人優勝するからドームまで来ちゃった。チケットないけど」と我々に向かって話しかけてきていた。気づくのが遅く、何もリアクションしないうちに、おじさんは近くにいたほかのお兄さんに同じことを話しかけていた。この日は一塁側。スタンドは第2戦とはまったく異なる興奮ぶりだった。1回からいきなり先発高橋尚のふがいなさに罵声が飛ぶ。そんなこんなで結果はまあ、負け。巨人ファンはみな落胆し、家路についた。

そして、今日。第7戦。自分同様ににわかファンとして応援を続ける弟夫婦が家にやってきた。宴会のような食事をしながら、応援する。が、まったく打てない。1点取られる、追いつかれる、逆転される。三段階を経て脱力。勝つ気がしない。まったく打てる気がしない。そのまま試合が終わり、渡辺久信監督の勝利を淡白に祝福した。

宴を理由に無謀な呑み喰いをしたら、入浴前の計量で2kg増えていた。入浴後1.5kg増にまで落とした。ああああ。まあ、楽しかったからいいやね。明日からがんばろう。
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# 吸引は犯罪じゃなかったんだ。
とうとう北の湖理事長が辞任した。早く辞任しろ!と思っていたが、いざ辞任するとなると何だかあっさりしすぎていて、テレビに向かって辞任を訴えていた方が、自分としてはイキイキしていたような気がする。同じく星野JAPANも熱闘の末にメダルでも獲ってきていたら、ここまで固執するようなこともなく、あっさり忘れていたんだろう。

週末は、五輪反省会を開催した。残念ながらayanoちゃんは急遽不参加となったが、morioさん、うちの3人、クーシュカブラザーズ、そして飛び入りで若が参加。電車が止まっていたりしてバラバラの到着だった。まあ、結局、五輪反省会なんて口実で、関係ない話になるんだろうなあと思っていたら、意外や意外、終始ほぼ五輪ネタで盛り上がる。まあ、五輪なんだけど、話題の軸になったのはポニョ。詳細は省くが、時事ネタを織り込むことで五輪が立体的な魅力をもったわけだ。……ほんとかいな。議題はmorioさんがまとめてくださったので、そちらをご覧ください

何だかんだ見ていると、素直に興奮し、安堵し、落胆し、立腹し、落涙し、感情をフルに使うことになる。そういう感動を抱えつつも、見ているうちに勝敗や選手のストーリーとは別の情報が、視覚や聴覚からさまざインプットされていく。あの自身の脳や感覚がフル回転している状態で何をつかんだか、というのが反省会の重要な点だ。とか言ってみる。決して斜に構えているわけでもなく、ど真ん中で感動している。だけど、細部が気になる。今回の反省会出席メンバーは、その点がすばらしく、とっても楽しかった。クーシュカとあたしはシドニーから五輪ゲノムという4年に1度の五輪ウォッチャー活動をしていたが、やっぱり人数が多いといろんな角度から情報が上がってきて楽しなあと、パンダレストランの個室で思っていた。楽しかったなあと思いながら風呂に浸かり、楽しかったなあと布団に潜り込んだ。翌朝、目覚めたときに喉と肺の間から鼻に抜けたのは、紹興酒の香りだった。うおっと思いつつも、そこでまた、昨夜は楽しかったなあと思い返した。

相撲事件。今回初めて、大麻の譲渡・所持・栽培は犯罪だが、吸引は犯罪でないことを知った。露鵬たちの側には何だか妙に理屈を捏ねて憎ったらしい弁護士が付いているのだが、弁護士が主張できる要素がいっぱいあるのが今回の事件なのだなと思った。大麻の吸引を法律で禁止できないのには勿論理由があり、成分であるカンナビノイドは、医薬品にも使用されているしるそうだ。また、国内で許可を取って大麻を栽培している人は、知らず知らずに吸ってしまう可能性があるという。結果、大麻吸引を法律で禁止してしまうと、冤罪が増えてしまうからというのが理由らしい(ソースはYahoo!知恵袋)。日本唯一の権威あるドーピング検査機関がクロと言っているのは、この可能性を排除して黒と言っているのだろうが、結局のところこの事件は、そういうグレーゾーンに片足を突っ込んでしまったわけだ。余談だが、未成年者の喫煙も本人は裁かれず、親権者と売った人が罪となる。
ちょっと頭が良くなったような気がした。

| comments(0) | trackbacks(0) | 09:24 | category: スポーツ |
# かつて馬鹿と呼ばれた男
五輪中のこと。我が家では、試合前から“あの馬鹿”もしくは“馬鹿”と呼ばれていた男がいた。星野仙一のことではない。あいつである。アニマルでもない。あいつだ。

男子柔道が無惨な負けっぷりを晒していくなかで、手をパンパン叩きながら「明日は馬鹿がメダル獲るよ〜」と声を出し、無意味に家族に気合いをいれていた(まともな体育会系はいないのに、なぜか体育会系の我が家)。「おい、馬鹿は何時から試合だよ?」「馬鹿は、ありゃどこまでできんだか、何だかわかんねえよな」「いや、馬鹿は勝つよ。だって馬鹿だもん」「まあ、あの馬鹿を応援するか」「行け!馬鹿!」。国の代表選手なのに“馬鹿”と呼ばれ、家族団らんの時間にゆるい苦笑をもたらす男。その馬鹿が金メダルを獲った日、我が家での彼の呼び名はごく自然に“石井”に変わった。もちろん「石井、やっぱり馬鹿だなあ」「あの馬鹿の石井がさー」と苦笑まじりに語られるのは相変わらずだし、今までは馬鹿という言葉の構成要素のひとつが石井だったのに、石井の構成要素のひとつとして馬鹿という言葉があるようになったのだ。ヤツはスゴイ。

昨晩のNHKスペシャルで石井慧の北京五輪までの6か月に密着する特集を見た。保守的な日本の柔道界の中ではあらゆる面で異端児として扱われる石井だが、その異端っぷりは勝つことへの執念から生まれている部分が大きい。そして闘い方は、世界柔道のいわゆる“JUDO”に対応する闘い方を身につけているわけで、決して異端ではない。むしろ古くからの柔道に固執する日本柔道界こそが異端(というか時代遅れ)なのだ。もちろん柔道をご覧の方はご存知だろうが“JUDO”による柔道の試合は今に始まったことではなく、五輪だけを思い出しても、シドニー、アテネを通じて、その柔道スタイルはぐいぐいと世界標準となっていったのは明らかだろう。あたしのような素人でも五輪や世界柔道では、強引とも思えるようなJUDOの技や試合運びに「なんじゃこりゃ〜〜〜!?」と叫び、溜め息をつくことが多くなった。直接は関係ないかもしれないが、山下が柔道連盟を落選した時、見たくなかった現実を突きつけられた思いがしたし、昨年、世界選手権で井上康生を破ったリネールを見ていると、もう勝てる気がしなかった。

何だか話が逸れまくっているようだが、長いだけだ。あたしのようなたまにしか柔道を見ない素人でさえそうなのだから、余計に歯がゆい。日本の柔道界はJUDOに自覚的だったが、結局、手を打てなかった。結果、北京五輪では連日男子の惨敗を目にし、最終日の最後の最後に日本にメダルをもたらしたのが、あの石井だったというのが象徴的すぎる。あたしはそこに感動する。敗者のストーリーは常に小さい声で語られ、耳に届かないのだが、彼らが努力を怠っていたとは思ってはいない。しかし、自覚しながら何も手を打てなかったのは、無自覚に等しいかそれ以上の怠惰に思えるのだ。

朝青龍がそうであったように、石井はまさに今この時期、この柔道界にいることがベストタイミングとしか思えない必要悪ならぬ必要異端児だ。この異端の行動を通して、見ぬ振りをしてきた問題はくっきりとした形で浮き彫りになる。モンゴル残留を許可されなかった朝青龍は、昨日、帰国したのに空港を出ることなく、またモンゴルにトンボ返りで帰っていった。石井はロンドン五輪後に格闘界に転身する計画だ(そういえば、昨夜のNHK特集で、フランス柔道連盟での欧州合同練習の映像が流れたが、練習の際にはやっぱりというべきか小川道場の道着を着ていた)。

解説の篠原に「石井は喋らない方がいいですね」と言われ、帰国後も柔道連盟に生放送の出演を控えさせられているという。珍言・迷言ばかりが強調され、あたしも石井の珍言・迷言をコツコツ集めている人間のひとりなのだが、柔道バカ一代のような道のりを歩みつつも、きちんと周りを見ているあたり、なかなかすごい。で、あたしが結局何が一番言いたかったのかというと、あたしが石井を気に入っているのはあの変人キャラのためだと思われているのだが、それだけではないこと。で、NHK特集という立派な(?)番組も注目するほどだったというのが、自分にお墨付きをもらったようでうれしかったのだ!
| comments(3) | trackbacks(0) | 13:59 | category: スポーツ |
# おとなのためのスタンプラリー
iPhoneはずっといじっていると時々熱くなる。「こりゃ、冬はカイロ替わりになるなあ」なんて呑気なことを考えていたら、iPodナノの充電の加熱で、2人が火傷したとニュースになっていた。そういう状況になったら修理に応じてくれるという。熱くならない修理ができるのなら、熱くなる修理もできるはずだ。本格的な冬が到来する前に、使ってないiPhoneを常にカイロとして使用できるように改造してはどうだろうか。バッテリーを入れ替えればいいらしいよ。

呑気と言えば今日、水泳を習い始めたオジサンが「バタ足をするとなぜか後へ進むんだよ、マジで」と言うので、親切に「逆立ちで飛び込みをして、そのまま後ろ向きの体勢で泳いだらいい。飛び込まないなら、腕で思いっきりプールの壁を押してスタートすればいいんじゃないですか」とアドバイスをしたところ、苦笑された。いったいどうすれば後に進むのだろうか。元水泳部ですら困難なその技術を、あたしは知りたい。

この間、ポケモンのスタンプラリーの話になった。子ども達の通過儀礼となっているポケモンだが、卒業するとまた新入生が入ってくるため、ここのとこずっとポケモンだ。夏休み中、地元のJRの駅へ行くと、300メートル離れたポケモンのスタンプ台に向かって改札から興奮した子どもが一目散に駆けてくる。それを追って親も慌てて駆けて来る。「大人向けにスタンプラリーの企画はできないもんかねえ」「エヴァとか?」「でもエヴァじゃ、まわるまでもなく、すぐ終わっちゃうじゃん」「ポケモンってスタンプ集めると何かもらえるのかな?エヴァだと綾波レイの等身大……」「そのスタンプラリーに走る大人ってやじゃない?」「……すごいやだ」「じゃあ、年齢層の幅広い水滸伝で」「キャラ多過ぎ」「それまわったら、関口知宏だ」「赤穂浪士なら四十七士だから47か所だよ」「でも、47人のほとんどを知らないから、盛り上がらなさそう」「47か所で血判を集めるっていいよね、わくわくする」と、だいたいそういうような会話を交わしつつ、いまだ大人のスタンプラリーについて考えている。でもスタンプが赤いだけに血判がいいように思う。スタンプラリーのための車中すら、死を覚悟した崖っぷちの悲壮感を漂わせる大人たち。いやだね。

その後も、選手団の団長はイヤなジンクスができてしまったので松岡修造にやらせたらどうかとか(錦織には悪いが、選手枠で出てもらおう)、100メートルや走り高跳び、体操なども重量別にしたらどうかとか(塚田のような娘が軽々と鉄棒をこなす姿を見たい)、活発な意見が交わされた。そもそもこの集まりはなんだったのかという肝心な部分が抜けているのだが、それは明日にでも書こうと思う。


| comments(6) | trackbacks(0) | 03:01 | category: スポーツ |
# 千々石ミゲルも五輪に夢中らしい。
現在までのオリンピコ期間中「うぉぉぉぉぉぉーーーーーっ!!!!!!」と、一番悲痛な叫びを上げたのは、柔道・塚田の決勝時、残り11秒くらいのあの瞬間。ではなく、iPhoneを落とした時だった。ダイブの落下距離は80cm。落下速度は秒速1メートル。充電のコードを思いっきり引っ張ってしまったのだ。木の床にガツンとうつぶせに叩き付けられたと同時に天を仰ぎ、冒頭のように吠えたね。危ない危ない。

先日、駅のホームの椅子が空いていたので座ろうと思ったら、何やら一枚の紙が置かれていた。厚めの方眼紙で10cm×12cmくらい。いわゆる6×4版の情報カードってやつだ。カードの隣に座ってカードを眺めると方眼を無視した小さな字で、雑然といろんな単語が書いてある。大した期待もなかったのだが最初に見た字が「千々石ミゲル」という単語だったせいで、心をぐいと掴まれた。頭に浮かぶのは、あの摩訶不思議な生首少年使節団の絵柄。伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ、章魚田ミカエル。今、wikipediaを見て知ったが、中浦ジュリアンは、穴吊りの刑で命を落としているのだが、この刑が凄まじい。「全身の血が頭にたまり、こめかみから数滴ずつたれていくため、すぐに死ねずに苦しむ」というものだ。昨年、ローマ教皇のベネディクト16世によって、福者に列せられたそうな。

と、容姿端麗四少年の話をしようとしているのではなく、そのカードに小さく書かれた「千々石ミゲル」という文字に心を掴まれたところから話を進めると、その上には「大友宗麟」の文字。さらに「カバラ」の文字。その他、よくわからないアルファベット。裏返したら、カバラの表みたいなヤツが書かれて、いろんな計算式の跡があった。いったい何なのだろうか、これは。

千々石ミゲルとカバラでググったらこんなのが出て来た。「こくしかん」と言えば、すっかりお気に入りの柔道・石井!さらにカバラの説明を読んでいたら、魔方陣に辿り着いた。魔方陣のことを考えていたら、五輪期間中、競技待ちの間に解いている大好物の数独がしたくなった。こうして千々石ミゲルのメッセージは、時空を超えて、五輪好きのミカエルに届いたわけだ。まあ、あたしが実生活で10年以上「ミカエル」と呼ばれているのを知る人間は数えるほどしかいないわけだが(本名が「みか」だからではない)。加えて、このミカエルは黙示録では赤い竜と闘うらしく、今、あたしは毎日、五輪観戦で、テレビを通して赤い竜と闘っているよなあ……なんて妄想を広げているのだが、エンドレスの気配が濃厚なので、この辺りで終了。まさか謎の千々石ミゲルのメモから紐解かれたすべてのメッセージが五輪絡みだったとは。正直驚きを隠せない。ごめん。なんだか明日あたり、これを読んだ人から病院に搬送されそうな気がしてきたよ。
| comments(1) | trackbacks(0) | 01:37 | category: スポーツ |
# 最新トレンドに挑む愚弟
星野JAPAN、崖っぷちの韓国戦に臨む前に、ダルが、まぁくんが、それに続いて阿部慎が、ムネリンが。前の2人はまだ甲子園の印象も強いはずなのだが、甲子園を思い出させるまぁくんに対し、ダルはとってもカッコよく高校球児のそれとは明らかに異なっていた。阿部慎は置いておいて、ムネリンもかわいすぎる。新井のツーランの後に2点取られて追いつかれ、かなりヤバい状況なのにベンチが映るたびにダルとムネリンのスキンヘッド姿(帽子着用)にキュンとした。9回表、日本はまさかの3失点。一球入魂で画面に念を送っていたのだが、ベンチの2人が映ると、ふと雑念が入る。「しっかり抑えろー!!!………うわ、かっこいい!」みたいな。今日の9回表の失点ぶりは悪夢だった。あたしも自らの真剣さの不足を反省している。

試合前に弟嫁から、愚弟がダルとムネリンの真似をして頭を刈るとの情報をキャッチした。「石井(柔道金メダリスト)にならないようにね。あたしは伊調姉(レスリング銀メダリスト)にする!」と言っていたのだが、蓋を開けてみればヤツは石井になってしまったらしく、石井化した画像が送られてきた。石井に似ていること、即ち亀田兄弟である。

昨日の石井は強かった。かつ、総合格闘技好きにはたまらないキャラである。五輪壮行会で「ウツでも金!」と言い放った選手がいたのは知っていたが、それが彼だったとは。ここ3日間で石井の迷エピソード、珍エピソードの類いを集めたので、いずれご紹介したいと思う(いらない?)。いいんだよーーー。うちは今朝、朝日新聞・日経新聞・日刊スポーツの3紙を読んだが、家族の誰もが同じ情報源で仕入れた石井のエピソードを語りたがり、夕方には「石井が国士舘高校に転入するときにさ」と誰かが言うと、その後のエピソードをあたしが語り出すという具合だった。上の句と下の句みたいなもんだ。百人一首的な遊びもできるだろう。ただし、カードはすべて蝉丸的スキンヘッドの絵柄となるが。まあ、真面目なことを言えば、不甲斐ない結果に終わった男子柔道のラストを締め、しかも金メダルをとったのは石井であったことは、今後の男子柔道を見直す上で象徴的だったとしみじみ思う。本人が尊敬する人として朝青龍の名を挙げているのが、やっぱりね、という感じだ。朝青龍好きとしては、これまた、たまらない。

今日はレスリングでは伊調千春に泣き、吉田沙保里に泣いた。あたしは漢な女子が好きで、古くはソフトボールの安藤が好きだったのだが、伊調千春にもそれを感じる。1回戦から終始ハラハラする試合だったが、決勝では完敗だったろう。一方、吉田は危なげないものの手堅過ぎ、それが心配だったが、決勝では真の強さを見せてくれた。193連勝で臨み、破れたのが半年前。連勝ストップはあたしもショックだったが、本人の苦しみやいかに。その“いかに”を少しでも想像し、共感することは五輪の醍醐味のひとつだと思っている。人の真剣な苦しみを醍醐味といっていいものかどうか迷うが。

内柴(柔道・金メダリスト)が「オリンピックは物語のある人間が勝つ」と言っていたらしいが、今回、北京でメダルを獲った日本人選手を見ていると、まさにそう思う。勝谷コラムニストも物語について言及していたが、観ている側の感動は背後の物語を共有することで、より強くなる。スポーツ観戦に興味のない人からすると暑苦しい話かもしれないが、事実そうなのだ。こうして物語が厚みを増した挙げ句、ついにはハッピーエンドで終わるというのは常道だが、常道はど真ん中で人の心を動かすものなのだ。いつもは嫌いなはずのこういうことを、素直に受け入れられるっていうのは何なのだろうか。

あたしの競技・競泳は、今日、中村礼子の銅メダルがあった。明日はいよいよ競泳最終日だ。フェルプスの8冠、そして北島康介のラスト五輪スイム(ともの男子400mメドレーリレー)のほかにいろいろあるのだが、とにかく競泳が終わるとさみしい。

で、アップする前に寝てしまい、一夜明けた。
| comments(7) | trackbacks(0) | 09:45 | category: スポーツ |
# 無用で多忙な盆休み
木曜から休みに入ったのだが、見事なまでに五輪まみれだ。我が家のビール消費量はたいへんな量になっている気がする。そんなこんなで何だかとっても忙しい。「あんた『北京五輪はボイコットだ!』って言ってなかった?」なんてツッコミを入れられそうだが、いざ始まったら、毎朝その日のスケジュールを確認し、自分が興味のある競技をピックアップしてオリジナル・スケジュール表をつくって常に座右の予定表。正直、自慢ではないが分刻みスケジュールだ!その合間にご飯の支度やら掃除やらをこなさなくてはならない。そんな余計な用件をこなす際も、すっかりアスリートと化した自分はキビキビと動き、妥協はしない。自分のベストを尽くすだけだ。すぐ影響されやすい方なので、お風呂に入る前は手をぶらぶらさせ、首を回し、足を片足ずつぶらぶら振った後に、軽くジャンプ。試合に出る前の選手のような気持ちで臨んでいる。アホか?「オリンピックは物語のある人間が勝つ」「これが自分色のメダルです」「オリンピックで勝たないなら死んだ方がまし。だから死ぬ気で練習をした」とか、気に入ったフレーズを何度も口にしてみたりする。アホか?

そのほかに、8冠を狙う“水の怪物”マイケル・フェルプスのエントリー競技一覧をつくり、金メダルをとるたび“OK(金獲得の意)”“WR(世界新記録の意)”を書き込んでいる。再びアホか?基本は水泳と柔道が好きなので、両競技が終わると熱は徐々に右肩下がりになってくるはずだ。同じく五輪ファンたちとやりとりしているSkypeやSMSの内容、さらに画像の類いはここには恥ずかしくてかけないのだが、体操・内村の画像が各方面から(2か所から)届く、一目で気に入ったフェンシング太田はすぐさまネットで“サーベル王子”と言われていたようだが(人に聞いた)、翌日にはテレビで“ニート・メダリスト”という称号を与えられていた。すっかり祭りモードである。開催国に関して言えば、人の振り見て我が振り直せ、という言葉が一番しっくりくるような思いをもっている。まあ、いつものことだけど。

しかし、翻って鑑みると、あたしは何もしてない。何も達成していないいし、何も努力していない。こりゃだみだ。頑張りどころがないまま、競技と競技の合間に、iPhoneに入れた数独アプリの最難関レベル(←さりげなく自慢)を少しでも速く解くことに熱中している。集中力と時間の浪費である。せめて月曜まで。そんな調子で毎日を過ごすことになりそうだなあ。
| comments(2) | trackbacks(0) | 17:41 | category: スポーツ |
# 北島康介、そして我々の五輪の轍。
同じチームの人間は、今週一週間休みをとっている。もう、すっかり夏休みモードだ。11時に職場のビルへ入るも、自分の席には寄らず、喫煙室へ直行した。競泳目当てだ。フライング気味にテレビ近くの席をキープした。その後の結果は、書くまでもない。家で見ていると大声を上げて応援するのだが、見知らぬ人だらけのここではそうもいかない。ひたすら目力だけで念を送って応援した。どんぐりのせいくらべの前半を終え、前半はオーエンが1位でターン。そして後半、北島は速かった。傍目で見ても全力を振り絞って短距離の泳ぎをしていた(あたり前か)。30mを過ぎてから、徐々に「いける」という確信が強まる。ラスト7mくらいからオーエンも伸びてきたが、いける、と思う。そして、いった!

北島の泳いだレーンに「1Kosuke KITAJIMA」の表示が出ると同時に、両腕に鳥肌が立った。パラパラとした拍手と控えめな歓声が喫煙室に広がった。あたしも小さく拍手しながら、勝利を噛み締め、小さく息を吐いた。脱力しながら、胸がグッと締め付けられる気がした。気管が熱くなった。続く北島へのインタビューで、さらに熱くなってウルッときた。声を詰まらせる北島を見て、またウルッときた。いやあ、本当にうれしい。デスクに行くと、けっこうな人数が出社していた。ホワイトボードを見れば、自分のチーム以外の人間はほぼ全員出社していた。しかも忙しそうだった。やれやれ。

その後、夕方までいろんな人とメールをやりとりして、いろんな人が北島の金メダルにウルッたことを知り、またうれしくなる。ちなみに帰宅したあたしを迎えていたのは家族の拍手と「おめでとう!」だった。あたしが北島か?

思えばアテネ後はたいへんつらかった。あたしがではない、北島だ。報道で知る北島に「大丈夫かな」「でも、ヤツはここで泳ぐの止めるようなことはしない」「やっぱり衰えてきたか…」などなど、一競泳ファンとしてやきもきしてきた。なんてったって、今の水泳界になくてはならないスター選手だ。でも、徐々に調子を上げてきて、五輪直前にはスピードの水着ばかりの報道を牽制する意地もあった。今日、何度も何度も繰り返されるレースの模様とインタビューを見ながら、いろんなことを思いつつ、結局のところは何も考えずに見ていた。明後日の200mもよろしく。ほかの競泳陣も相次いで決勝進出を決めた。今年の五輪もやっぱり楽しい。

夕方からは、五輪仲間のKに柔道の速報をskypeに入れてもらっていた。早々に敗退した佐藤と金丸だったが、敗者復活の二回戦まで進んだところで、三位決定戦に向けて帰宅することを決意した。結局、何も働いてないのだが。帰り際にskypeの向こうのKが「タコに北島語録を送りたい」というので「欲しい」というと、skypeの画面に十数行のテキストがペタリと貼付けられてきた。北島のインタビューを起こしたテキストだった。しかも“声を詰まらせながら”など、ト書きチックなテキスト入り。どんなプレゼントよりもうれしい。本人はいったいこれをどうする気だったのだろうかと思うのだが、当然、あたし用だろう。他の人には恥ずかしくて渡せん!

9年目になったふたりの閉じられた五輪活動も走馬灯のように思い出した。多くを語るとかなりイタイので語らないが、シドニー五輪での掲示板(Kに「2ちゃん」の存在を教えたのは、シドニー五輪だった)、アテネ五輪でのブログ、今年は主にskypeとSMSでやりとりしている。今年、準備不足のあたしは、Kにいろんな情報を教えてもらっている。日本選手団のイケメンとか、選手の意外な趣味とかね。ありがとう。残り期間もよろしく。

なんとなく今日は遡って思いを馳せていくような一日だった。しばらくは仕事もせず、遊びにも行かず、iPhoneと五輪だけで過ごしてしまいたい。
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:12 | category: スポーツ |
# iPodへの期待、そして日本初戦。
割と夜型の職場だが、台風の日はさすがに21時過ぎで部内は3人。そろそろ帰ろうかと思いつつも、台風を祭りだと勘違いしている部分があるあたしは妙に浮き足立っていた。そこへ15分ほど前に会社を出たはずの人から電話があった。「飲みに来ない?いや、でも台風だから無理しないでいいけどさ、もし来れたら来て」という主旨の電話。なんで少し前に出たはずなのに呂律がまわってないのか謎なのだが、その短い電話で「台風だから無理しないでいい」「台風だから帰るよね?」「台風だから悪いし、来ないでいいや」といろんなバージョンで言われた。あたしの性格を非常によくわかっている人だと感心した。台風なんかに負けてらんないので行くのである。行ったのである。

しかし、タクシーはつかまらず、雨の中、iPodを聴きながら歩いていたのがいけなかったのか、翌日、iPodが機能しなかった。放置の末、先ほど試しに充電するとvery low batteryの表示。そこから表示が変わらないばかりか、iPod内部からバチッバチッ、キューンと奇怪な音がする。「ああ、こりゃiPhoneみたいなiPodに替えろってことね」と、なぜか嬉しい自分。しかし、先ほど見たら充電が無事に始まっていた。最早、奇怪な音も出してはいない。パンクもロックもジプシーもジャズも落語も正しく聴こえた。よかったというより、ちょっとさみしいのだが、しばらく今の機械で頑張ろうと思う。

で、先ほどから起きて何をしているかというと意味もなくココを更新している。なぜ更新しているかというと、30分後に始まるラグビーW杯の日本vsオーストラリア戦を待っている。地上波放映が30分後なだけで、実は22時45分から始まっているのだが。リアルタイムで見ている方々(がいるとは思えないけど)、携帯メール等を送って来ないでください(来ると思えないけど)。
| comments(3) | trackbacks(0) | 23:44 | category: スポーツ |
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