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# 久々にリハビリ
さて。「人間って、変われるもんなんだね...」と嘆息を各方面から浴びながら1年以上。あまりに東方日記になるのもアレなのでアレしていたが、そろそろ再開してもいい気がして来た。W杯期間中につき、踊る阿呆側でいたいあたしは軽く踊っているため、長くはもたないかもしれないけども。
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# サファイアの上の大地にて
久々に平日の本屋に2時間半いた。さぼりすぎだろう……。ゆっくり訪れるのは久々だったので、理系の売り場から雑誌までいろいろ見て歩いた。調子に乗ってカゴにぽんぽん本を入れていったらさすがに重くなり、慌てていくつかの本を(値段を確認したうえで)売り場に戻して歩いた。鉱物の本と眼鏡の本と韓国の昭和を歩くみたいな本と直島の本と万年筆のインクの本とデザインの本と……いろいろ買った。まだ眼鏡の本しか見てない。直島はようやく今年行こうと思う。探していたものが直島にあったので、仕事を発生させるつもりだ。

先週、ウロウロネットを見ていたら、呪われたブルーダイヤモンドの話が出ていた。これを所有していた人は皆、破産したり早死にしたり子どもや孫に死なれたりと、不幸になるという。以上、終了なんだけどね。あと素敵だなあと思ったのはサファイアの話。古代のペルシャの伝説では、この世界はサファイアの上に乗っかっており、空が青いのはサファイアの青が反射しているから、というもの。イランには行ったことがないけれど、残念ながらニッポンの空の色はサファイアの青ではないんだよなあ。

知人が写真集を最近出し平積みになっていたが、そこをするっとスルーし、美術書コーナーに行ったら、これまた石田徹也の作品集が2種類平積みになっていた。というか、誰の作品とか思わず何気なく手にとってパラパラやってしまったら、なんとなく抜けられなくなって全部見た。途中から「この人、もう生きてないだろうなあ」と思いつつ、ラストの経歴を見たら、やはり31歳で死んでいた。たぶん自殺だろうと思った。あたしって勘がいいじゃんと調子に乗ったが、よく考えたらこの人の存在を知ったのはこの人が故人になってからだったではないか。しかも2冊ある作品集のうちの1冊は“遺作集”と書いてあるし。すべて作品を見たことで、なんとなくドヨンとした気持ちになる。悪い意味ではない。かといって全面的にいい意味でもない。どちらかというと気にはなるけど苦手な部類だ。感覚的に苦手なのではなく、スタンスとして苦手。この人の作品を海外で出したとき、見た人たちが「彼に『大丈夫だから』と伝えてください」「『僕も同じです』と伝えてください」とのメッセージを残したそうな。さっきいろいろ見ていて、ほぼこの人と同年代で同じ武蔵美出身の画家で正木隆という人を知った。やはり、33歳で自殺しているのだが。この人の作品はいつかゆっくり見てみようと思う。

紹興酒を飲んでオネムな状態で家に戻ると、韓国の記事で東方神起がたいへんなことになっていた。トン友にskypeでお知らせして、少々ネガる。今日は彼らの美しき日々の動画を見たり、今の状況にぴったりと思われる曲を聴きながら感傷に浸る。はっきりした状況がわからないことにはネガっても仕方ないのだが、モヤモヤは消えない。おかげで掃除がはかどり、机上の書類の整理がはかどり、珍しく昼も夜も、料理をいっぱい作った。ちょっと前に、ユノとチャンミンのドラマの主演が決まり、それぞれのタイトルが「地面にヘディング」「パラダイス牧場」で、ありえねーーーと爆笑してたのが嘘のようだ。でも、これらタイトルは今でも爆笑できる。でも、もう気持ちよく爆笑できない。明日は素麺とキムチで、ニセ冷麺を作るニダ。
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# いろんな駅の匂い
蒸し暑い日だった。

地元駅以外の利用駅は、毎日ふたつある。
ひとつは威厳のある響きの駅。もうひとつはこじゃれたような響きの駅。
たとえていうなら、ロドリゲス駅とカプリシュー駅みたいな感じ。
でも、今日はどちらも腐りかけた魚のような嫌な匂いが充ちていた。
カプリシュー駅では、その匂いに心の顔をしかめながら、息を止め、あたしが放ってる匂いじゃないよ、というフリをして歩いた。
でも、ロドリゲス駅では、腐りかけた魚の匂いの中で、時折、スッとした匂いがした。
もしかしたら、ロドリゲス駅の上にはクチナシの花みたいなのが咲いていたのかもしれない。
その匂いを嗅ごうとすると、仕事帰りの男女の香水の匂いがいっぱいして、その匂いが消える。香水の残り香が消えると、またスッとした自然の香りがわずかに香る。
でも、空気中のほとんどは、やっぱり魚の腐った匂いなんだけども。

で、地元駅。カプリシュー駅から乗り、ロドリゲス駅で乗り換え、辿りつく地元はチャオプラヤ駅。イメージでいえば、ここが一番、魚の腐った匂いがしそうなのに、チャオプラヤ駅はほぼ無臭だった。単にチャオプラヤ駅の匂いに慣れているだけなのか。

でも、昨晩のチャオプラヤ駅周辺はいろんな路地でダメなぬか床みたいなひどい匂いがした。
それは、今朝が燃えるゴミの収集日だったからかもな。

蒸す日は嫌だ。でも、それはこれから続くのだ。あー、やだやだ。

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# 顔面偏差値
もうじき忘年会兼送別会だ。あろうことか、今回の異動やらで男子の顔面偏差値が20くらい下がる。あたしが異性と認識している人間は、これで部署内ゼロになる。この落胆は相当でかい。かと言って恋してるわけでもないので、送別会に向けて何のモチベーションも上がらないのがまたさみしい。さて、気張って仕事するしかないな。と、言いながら、甘いもの好きな2人のためにチョコレートでもプレゼントしてやるか、とニヤニヤ策略中。ニヤニヤ。
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# 7割負担でジェットスキー……
■久々に会った友人とスペイン居酒屋で呑み喰い。バルなんてコジャレたもんではない。アホな話とアホな妄想であっというまの4時間半。楽天的な妄想が激しい友達は大切な存在だと思った。こちらも何でも素直に言える。白衣マジックと病院の密かな愉しみについて滔々と語ったら、ヘンタイと罵倒された上、病院とキャバクラを勘違いしていると説教された。あんだけ楽しんで7割国が負担してくれるなんてステキじゃないか。ヘラヘラウキウキして会計で「170円です」と言われたときの喜び!先日なんて120円だった。健康保険ってステキだ。

■同僚がちょっと真剣な顔をして寄ってきて「ちょっと仕事と関係ないんだけど、聞きたいことがあるんだけど。いい?」と目を覗き込んできた。「うん、答えられることなら」「あのさ、タコさんって犬飼ってない?」。なんだ、そんなことかと思いながら「飼ってないし、飼ったこともないよ。なんで?」と答えると、実は昨晩あたしが彼女の夢に出て来たのだという。いつになく深く悩んでいるようなあたしに「どうしたの?」と尋ねると、あたしは「うちの犬に、沖縄でジェットスキーさせてあげたいの」と答えたのだという。なんでそうなるんだろうか。

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# 東京タワー
汐留で仕事が終わったのが午後6時過ぎ。誰かが「そういえば今日、東京タワーで特別なライトアップがあるって、朝のNHKのニュースでやってたよ」と言い出した。「たしか18時何分かから」。「へえ、見てみたいですね」「あ、東京タワーならあっちの会議室から見えるかも」。他所様の会社の使われていない会議室から見た。しかし、東京タワーに灯されていたのは白い「50」という文字とカラフルな「東京」という文字だけ。「あ、50って、東京タワーの年齢!」「ええ!50年なんだ!」。半世紀、懐かしの(というか知らない)昭和30年代に思いを馳せる。浮かんできたのは「三丁目の夕日」の光景だったりするのだけれど。

さんざんキャンキャン言ったものの、ここでライトアップ点灯時間まで待つわけにも行かず、汐留を後にした。しかし、どうも気分は落ち着かない。タクシーから「見えるかなあ」と話していたら、運転手さんが「ちょうど次の交差点のところで右側に東京タワーが真正面から見えますよ」と教えてくれた。わくわくしながら交差点を待つ。そして交差点の手前まで来たところで、そこに携帯カメラを宙に掲げた人がたくさんいるのが見えた。「もう始まったのかも!」。運転手さんは「じゃあ、左折して進みましょうか。私は少し先で待ってますから」と言ってくれた。交差点の信号待ち、東京タワーが見える10mほど手前で、あたしたちはタクシーを飛び降り、小走りで交差点へ向かう。

みんながいるあたりから、7色の光のボーダーをまとった東京タワーがすっくり立っているのが見えた。いつもと違うライトアップは新鮮で、新しい服に初めて袖を通したときのようにワクワクした。新しい服を着ているのはあたしではなくタワーなのだが。アホのように「わあ!」を繰り返し呟き、あれは本当に、自然に笑みがこぼれる時って実にいいもんだ。小さな高揚感を携えて再びタクシーに乗りながら、いつもあまり気にしていない東京タワーへの小さな愛が目覚めたのを感じた。東京っていい街だなあと思った。東京に生まれ育って、ほぼそこしか知らないけれど、ここに生きていることをちょっぴり誇らしげに思ったが、第三者に話すにはあまりにネタとして小さく、自分の気持ちとしては溢れんばかりのこの愛着を理解してもらうのもたやすくはない。だから、個人的な備忘録として。ココニ記ス。
| comments(0) | trackbacks(0) | 02:41 | category: その他 |
# 日本シリーズへ行く
日本シリーズのチケットをいただき、東京ドームへ行った。3枚あったので、巨人ファンの両親を誘う。最近、帰宅が早くなり夕飯時には家にいることが何回かあったのだが、その時に「あんまり野球は熱心に見てない」と嘯いていた両親が、実はわーわーと手を叩いたりヤジを飛ばしたりしながら、賑やかに見ていることを知ったから。あたし自身も久々のドームだったが、やはりライブ感がいいし、シーズンとはまた違い、シリーズだから勝ちに対する力の入り方もすごい。結果は同点で迎えた9回裏、ラミレスのホームランで巨人が気持ちよく快勝。見知らぬ人とハイタッチを交わす中「あれ?あたしって巨人ファンだっけ?」と一瞬自問自答するも、まあ楽しければいいのである。パラサイトのくせに親孝行のおの字もしてないあたしだが、いいプレゼントができた気がする。結果オーライ。

この日の昼間はアロマテラピー検定1級を受験した。申込はとうに済ませたものの、その後、忙しかったり体調が悪かったりと勉強どころではなかった。「とりあえず、今回は記念受験かな」と思いつつ、問題集を広げて解いてみたら、6割も正解できなかったのが土曜の昼。しかし、いろんな問題を解いていくうちに、夜には9割正解が当たり前、95%以下だと落胆するくらいになった。諦めずにやってみるもんである。えー、あたしって頭よかったんだー!すげー!と根拠のない自信をつかんで、本番に臨んだ次第。本当は初めての受験のため2級と1級併願だったのだが、2級は受けないことにした。

そういえば、本当だったらこの日の夜はジョアンのコンサートだったのだ。しかし、ジョアンの体調不良で12月に延期となったかわりに、日本シリーズにも行けてよかった。通院も1週間に1日となり、飲みもボチボチ再開している。先生を気に入って通院を楽しくする作戦も効を奏し、しかし会うのが苦しいとか会えなくなるのが辛いほどの恋煩いには当然なっていないため、治るのは大ウェルカムだ。いいんではないでしょうか。
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# 実録!! オヤシラズ武闘派<好調篇>
入院ほぼ確実宣言の翌朝、比較的状態は安定していた。病院で血液検査とCTスキャンをした。写真を見ると気管を圧迫していた腫れは、幸い気管を侵すことなくあった。「血液検査でも数値はだいぶ……少しだけ快復の傾向がみえます」と先生。劇的によくなってはいないが、いい方向に向かっていることだけは確認できたようだ。入院の必要はなくなったが、今週・来週、あたしが忙しいことは覚えてくれていて、あまり無理をしないようにと言われる。入院しない方向にすませてくれたのかなとも思うが、実際にこの日の朝を境に、状況は好転した。前夜、自助努力をしたのはナイショだ。パッキングしていたタオルやパジャマや洗面用具はめでたく解散となった。

そこからまた点滴を打つ日が3日間続いた。「どっちがいいですか?」と聞かれ、右で打ったり左で打ったり、その日の気分で変えた。点滴を毎日打っているうちに、あたしは気づかなくていいことに気づいてしまった。愛は与えるものだと思っていたけど、あたしに足りないのは受ける愛だった。あたくしは病人なので、病院では一応大事に扱われる。針を刺した後、先生はそっと手を持って、手の甲に長い管をまとめてテープで止めてくれる。さらにその手を両手でそっと持ってあたしの腿の上に静かに置いてくれる。一連の動作を見ていたら、たかがあたしの手を、これほどまで「取り扱い注意」級に扱ってくれた人はほかにいないのではないかと思った。これから一生、毎日点滴を受け続けてもいいような気分になった。しかし、時すでに遅し。そろそろ点滴は止めて、飲み薬で様子を見ていきましょうと宣告される。あたしの下心が見えてしまったのだろうか?先生に聞くと、かなり良くなってきていることと、腕の点滴の跡は多くなってきたので、と言われた。たしかに両腕とも度重なる日々の点滴で注射跡とその周囲の痣が目立つ。

そうこうして、昨日からは患部の消毒のみに通うようになった。それすら、来週は毎日通わなくても良さそうな気配だ。患部の腫れはだいぶ引いた。しかし、圧迫するような喉の腫れはいまだにあり、腫れが柔らかくなってきたとはいえ、長引きそうだと言われた。体重は大して減らないうちに、少々の固形物なら食べられるようになってきた。個人的にはもう少し体重が落ちるものと期待していたので残念だったが、先生はそれを聞いて「食べて体力をつけないと!」と、喜んでいた。複雑な気持ちである。聞くこともないので「お酒はいつ頃から大丈夫なんでしょうか」と聞くと「1杯くらいならいいですよ」と言われたが、まだ飲んではない。当分、飲むつもりもない。だって1杯で抑えるなんて無理な気がするから。また、以前は「今は吸いたくないでしょうけど、治りが遅くなるのでタバコは控えてください」と言われていたが、昨日あたりからこちらは控えてはいない。相変わらず口は指1本通るくらいしか開かないが、もともとはっきりと喋る方ではないので、支障はない。そもそも、以前から口なんてほとんど開かずに喋っていたのかもしれなかった。先週は喋りたいように喋れず無口になりがちだったのだが、今週は喋りたいことが喋れるようになり、毒舌のつもりはないのだが、口が悪いようなことをいうと「ああ、タコちゃん、元気になっちゃったよ。喋れる様になっちゃって…」と職場で苦笑されている。

自分ではもう先が見え、ゴールまでの道筋が見えた気になっているのだが、先生はさすがに慎重だ。いつまで大学病院に通い、いつからいつもの歯科医院に戻れるのだろうか。もしかしたら来週からは毎日通わないですむかもしれないようだが。少しさみしくもある。
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# 実録!! オヤシラズ武闘派<安心と信頼篇>
さて。大学病院2日目。ようやくいつもの先生に会えた。いつもの先生といっても、抜歯前に1回、抜歯の際に1回の計2回しか見てもらってはいないのだけれど、妙に安心感を誘う先生であることは前に述べたような気がする。

抜歯直後、先生はあたしの場合は腫れが少なくて済むだろうといっていた。スムーズな抜歯に、あたしもそんなものかもしれないと思った。しかし、出張前の激務と出張先で歯茎が腫れたこと、帰国直後のその足でストレスフルな取材をこなさなくてはいけなかったこと、ただでさえ体力的なハードな出張であったことなど、もろもろの要因が重なったせいか、抜歯の負担に体力がついていかなかったのではないかと思う。もちろん、抜歯後に抜歯窩にばい菌が入ったことが一番の原因であるにせよ、いろんな要因が絡んでこうなったのだと思う。「お手数おかけしてごめんなさい」と謝ると、「そんなこと言わないでください。今、一番苦しんでるのはタコさんなんですから」と穏やかに言ってくれてホッとする。

首をぐりぐり触られる。相当腫れているのである。毎日同じようなことを書いている気もするが、とにかく首の腫れが気管を圧迫し、息が苦しいのである。飲み物を飲むことすら困難で、工夫して飲まないと鼻の穴から飲み物の一部が出て来る。おまけに口の奥からは膿が出て来る。左の耳の奥はキリで突かれたように痛み、その上のこめかみもキリキリと痛む。圧迫されて上顎と下顎の間は指1本通らないため、食べ物を食べるのは夢のまた夢。それだけしか口が開かないということは当然ちゃんと喋れない。ちなみに鼻から飲み物が出ないコツは、左首が圧迫されているため、飲み物を口に含んだ後に、いったん右側に飲み物を寄せ、右側からそっと流し込むように首を通していくのである。こうすると鼻から出ないのだ。この情報が役に立つ人間は多くあるまいが。しばらくは毎日点滴を打ち、患部を消毒してもらうことになった。

1回目の点滴を経て翌日、少しは痛みが楽になったような気がしたが、相変わらず薬が切れると激しい痛みがぶり返し、心身全体がどんよりと鬱状態になる。鬱は心だけに起こるものではないのだと知った。服用の量が決まっているはずなのに、頓服用の痛み止めだけが、想定量の1.5倍の早さでなくなる。2倍にならないのは、単にひたすら我慢しているだけのことだ。

病人気分に弱いあたしは、上に書いたような首の上だけ満身創痍の状況に、すっかり弱気もいいとこである。やっぱり眠れないのだと訴えたところ「明日、もう1度血液検査をして、結果次第では入院した方がいいでしょう」と言われた。入院すれば点滴は十分やってもらえる。食べられなくたって、管理下にあれば栄養もとれる。しかし、最悪なことに今週・来週は地獄のように忙しいピークなのだ。点滴を打ってもらっている間にいろいろ考えた。入院するには、入院前に何をしなくてはいけないのか。やらなきゃいけないことリストは、長い長いものになった。しかし、この痛みを抱えたまま仕事を続けるのも不可能で、いっそしばらく休んだ方が迷惑をかける幅も少なくてすむのかもしれない。

点滴が落ちていく間に仕事と痛みと苦しみを考えていたら、泣けてきた。泣けてくるぜ、と思っていただけのつもりだったが、涙がでてきた。そのうち先生が戻ってきて、泣いている姿を見られたぽいので、話を逸らすつもりで「痛み止めがどうしても足りなくて、痛い時にどうしていいのかわからなくなる」と、よく考えたら全然話が逸れてないのだけれど、そう訴えた。すると先生は「今は1回2錠って書いてあるけど、1錠ずつ飲んでいけばいいし、痛み止めは痛いとき我慢しないで飲んでいいんですよ。飲みたくなったら、痛い時に飲んでください。我慢しないでくださいね」と言う。じゃったら、すぐさまオーバードーズだ!と反論する元気もなく、グズグズしながら小さな声で「はい」と返事をした。

先生は確実にあたしより若いのだが、とてもおっとりとした穏やかな語り口で、話していると不思議と安心感を感じるのだ。いろんなタイプの先生がいるのだが、精神的に弱いあたしの場合、キビキビとした先生よりも、こういう物腰のおっとりした先生の方がいいのかもしれない。自分のことでいっぱいいっぱいの時、異物感を感じない人が自分の面倒を見てくれているというのは、いいものだ。入院は避けたかったが、先生が面倒を見てくれるなら、入院も悪くないような気がしてきた。帰宅後、病院のホームページの入院の諸注意を読み、タオルやらパジャマやら洗面用具やらを準備した。
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# 実録!! オヤシラズ武闘派<桃色妄想篇>
呑気に午後に大学病院へ行くと、いつもの先生は午後から出張でいないといい、代わりの先生が見てくれた。マスクはしているが若くてイケメンに見えた。どんなイケメンかというと、伊藤英明風味である。紹介状をもっているとはいえ初診なので質問票に答えたものを提出すると、その質問票を見ながらヒデアキ・イトーがアレルギーのことなどいろいろ尋ねてくるので、イケメンだなあと思いながら顔を眺めつつきっちり答えた。そのうち「今日はこれですか?」と質問票の一行を差してきた。なんだなんだと見ると「月経不順かどうか」という質問が書いてあった。不順じゃないって答えてるのにーと思いながら、え?と怪訝な顔をすると「これですか?」と再度聞きたくなさそうに尋ねてくるので、ああ、今日は生理かどうかと聞いているのだなと合点がいき、「これです。っていうか生理です」と答えた。若い男は医療関係者でも生理中かどうか尋ねるのはイヤなのか、なんだか面倒だなあと思った。

次に「では、ちょっと見せてください」とヒデアキがいうので、アホ面で口を開こうとしたところ(実は口はほとんど開けられない)、グッと顔を真っ正面に向けられ、なんだか恥ずかしい。これであたしが元気で、ここが診察室でなかったら、確実にキスされてもいいところだが、そうはいかない。残念ながら、ただの顎の下の腫れの触診である。つまんない。そのあと、点滴を受けたのだが、静脈が探せずにあたしの腕を真剣に撫でるヒデアキにまた萌えた。エラそうに腕を差し出す自分と、それを大事にそうに扱う相手というのは、妙にS心をくすぐるシチュエーションである。

でも、そんな妄想もすぐ飽きた。それほど伊藤英明に興味はなかったものの、彼を見てやっぱり伊藤英明って近くにいたらかっこいいのかもなあと思ったわけだが、結論としてはあまり伊藤英明に興味はないなあということがよくわかった。で、帰る際にまじまじと見たら、それほど伊藤英明にも似てなかった。一般的にはまあイケメンなんだろうなあと思うが、結果、まったく食指動かず。
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